【みほりさん】延世大学 アンダーウッド国際学部(UIC)（新入学）

高校が留学を推している学校だったので、延世の入学担当者の方がいらして説明会が行われていました。そこでUICについても初めて存在を知り、自分でどんどん調べていくうちに自分にとても合っている学部であると考えるようになりました。

高校時代にカナダ留学も経験しましたがあまり面白いと感じられず、留学するにしても欧米圏は避けたいと思っていたため韓国を選択しました。

私が韓国留学を決意した時は2019年の日韓関係がかなり冷え込んでいた時だったので、なぜ韓国なのか、他の国ではダメなのかとは聞かれました。ですが私が行きたい理由を説明したところ、最終的には金銭的支援を含め後押ししてくれました。

延世大学 アンダーウッド国際学部
早稲田大学 国際教養学部

両方とも全ての授業を英語で受講できる学部だったということ、立地が良かったことが決め手です。個人的には延世大学第一志望だったのですが、両親は日本の大学も受けて欲しいということだったので早稲田大学も受験しました。

2018年 1~12月 カナダ留学（高校2年生）
2018年 12月 IELTS 6.0取得

2019年 6月 延世大学について調査・出願準備開始

2019年 8月 延世大学出願
2019年 9月 延世大学合格

2020年 3月 延世大学入学

当時の試験はエッセー2個と先生の推薦状2枚とインタビューで構成されていました。特にエッセーが大事だと思っていたので、学校に在籍されていた英語ネイティブの先生に毎日添削していただいていました。

基本的には全て大学のホームページから情報を得ていました。インタビューの内容に関しては英語で過去問を検索して参考にしていました。

なし

IELS 6.0/実用英語技能検定 準一級

延世大学は規模の大きい大学なのでとにかく色々なことに挑戦するチャンスに溢れています。学科だけではなく、学校としても外国人学生にオープンな大学なので無料の韓国語講座など支援が手厚いのも魅力の一つです。

一年生の時はCCという基礎授業を受講します。この授業は専攻授業ではないので基本的に一年次での受講が推奨されているという形です。UICは専攻を決定せずに入学するリベラルアーツ方式を採用していますが、一年生のうちに16専攻の中から自分の専攻を一つ決定する必要があるので一年生のうちから気になる専攻の授業を受講している人が多い印象です。基本的に専攻は一つで、余ってしまう単位は他の専攻や教養授業に充てます。二重専攻をしている人も多いですが、UIC所属の外国人学生は韓国語ができない場合も多いのでUICの中で二重専攻をしていることが多いです。

UICは日韓中の中から第二外国語が必修なのですが、外国人学生のほとんどは韓国語を選択します。UICならではの雰囲気で進行され、とても楽しいクラスです。英語で勉強しながら韓国語まで習得できるのはお得だなと感じました。また、延世大学の中でも非常に人種が多様な学部なので、将来の進路に関してもかなりグローバルに捉えることができます。就活が海外メインで進んでいくところが個人的には気に入っています。

一クラス20人程度のうち3~4人くらいは外国人がいる印象です。UDと呼ばれるアンダーウッド学科には外国人が多いですが、その他の学科/専攻は割と少ないと思います。

単位は126単位取得、学科によっては卒業論文もあります。そのほかは必修授業を聞いていれば卒業できると思います。

2020年の1年間は仁川の松島（延世大学松島国際キャンパス）で寮生活を経験しました。その後は一人暮らしとシェアハウスを経験しています。

寮生活はコロナ禍で始まったのでほとんど人がいませんでした。最初はかなり自由に生活していたのですが、どんどんコロナのせいで規制が厳しくなっていき、最終的には友達の部屋にも入れませんでした。

延世大学の学生は基本的に1年間の寮生活が必須なので入学次はそのまま案内に従って寮に入りました。一人暮らしを始めたのは、一人の時間・空間が欲しかったことが一番大きいです。休学してベトナムに渡航するまでは一人暮らしをしていましたが、韓国に帰ってきてからは残り一年のみの滞在予定のため備品が揃っているシェアハウスを選択しました。

学部によりますが、UICは英会話能力を高めておくこと、そして英語のスラングを覚えておくことをお勧めします。また、韓国で流行しているホットプレイスも調べておくと遊びに誘うハードルが下がるので、友達を作りやすくなると思います。またUICに入学するとしても生活は基本的に全て韓国語なので、韓国語もできるだけたくさん勉強しておいた方がいいです。

韓国は近いですがもちろん文化が異なる別の国なので、最初は戸惑うこともあるかと思いますが、自分がちゃんと努力したらその分周りが応えてくれて、努力した分楽しい留学生活が待っていると思います。今は大学に受かるか不安な状況かと思いますが、韓国に来たらたくさん勉強してたくさん遊んで欲しいです。頑張ってください！