【すぅさん】ソウル大学 政治外交学部（新入学）

地元が観光地で外国人に触れる機会が多かったため、そこから、外国と日本をつなぐ仕事がしたいと漠然と思うようになりました。中学時代に韓国人の友人が出来たことがきっかけで韓国に興味をもつようになり、歴史的な背景から心を痛めることも多かったですが、自分を高めるのと同時に日本と世界の架け橋になりたいという思いから留学を志すようになりました。

学部は政治とメディアで悩んでいたのですが、私がメディアで学びたいのは制作などの技術的なものではなく言論の方だったのと、自分でもできそうだと思ったので政治外交学部に決めました。

当時通っていた高校が国際系で、国際系に興味があることは親も知っていました。行先は元々韓国に決めていた訳ではなかったのですが、メディアを通じた韓国ではなく、経験を通じた韓国を伝えたいと思い韓国を選びました。

交換留学は枠が少ないうえに2次募集までしかないため、できるだけ早く応募したかったです。なので、先に自分で資料を請求し、準備を全て整えてから親に話しました。どこの国でも金額が一緒だったというのもあって、親にはヨーロッパに行ってほしいと言われていましたが、 PPTを準備して3時間ほど説得しました。韓国人の友人がいたことや、普段からメディアへの憤り（ホワイト国・不買運動等）を共有していたため、最終的には親も納得してくれました。

20年2月~21年1月　韓国交換留学（高校2年次）

22年3月 高校卒業

22年8月　漢陽大学入学

22年秋~冬頃　GKS受験、合格

23年3月　漢陽大学中退、ソウル大学入学🌸

奨学金を調べるうちにGKSを知り、目標として掲げるようになりました。元々は22年度のGKSを目指していたのですが、卒業式の日程の関係で難しくなってしまいました。親とは韓国留学に関して金銭的な支援はしないという約束をしており、GKSに必ずしも受かるとは限らないため、日本の奨学金制度を使うかバイトでお金を貯めるしかない状況でした。

通っていた高校が大学付属だったため、元々は海外の大学に受かれば海外進学、ダメだったら内部進学をするつもりでしたが、留学が諦めきれず、以下の方法も考えました。

💭ワーキングホリデー：日本の大学に1年だけ通うのは違うと思ったため。

💭登録金が100%免除の大学：Twitterで知り合った韓国の大学に通う方が勧めてくれましたが、自分が目指すレベルの大学ではありませんでした。

しかし、自分に必要なものが何なのかが分からず、22年度春入学に挑める状況ではなかったため、22年度秋入学に挑戦することにしました。

漢陽大学では外国人留学生のレベルが低く感じました。教養を外国人専用クラスで開いてくれるのですが、自分が思っていたよりも低いレベルで始まったり、一生懸命でない人がいたりして、この場所に身を置くことが自分のためになるのか？と疑問を感じました。専攻の授業は楽しかったので、もっとレベルの高いところで学べたらどんなに楽しいだろうと思いました。

大学：ソウル大学・高麗大学・釜山大学

学部：政治外交学部

高麗大学：本命は高麗大学でした。メディア学部も有名なため、政治外交だけではなく元々関心のあったメディアも一緒に学べると思いました。

ソウル大学：GKSへの未練と、もっと高いレベルの大学に行きたいと思ったのがきっかけです。日本人はあまり受からないため、挑戦してみたかったです！

合格後も、ついていけるか等不安も多く、ソウル大にするか高麗大にするか悩んでいましたが、周りの助言でより高いところに身を置くことに決めました。

TOPIK6級

韓国語の実力は高校時代の韓国留学経験で培いました💪🏻

出していません。

海外に興味を持ったきっかけ、韓国に行きたい理由について書きました。

✔パーソナルステートメント：A4 2枚分

✔学習計画、語学計画、将来の計画：各A4 1枚

外交官を目指していて、広報文化や通翻訳の面で関わりたかったため、それを見据えて内容を構成しました。

具体的には

✔留学経験を活かして活躍したい

✔通翻訳は言語だけでなく文化にも精通する必要がある

✔それを達成するためにどんな授業を取るか

などを専攻の授業、日常生活、外交官試験に分けて書きました！

私の学習態度や成績を知っている高校の先生にお願いしました。

GKSの1次審査で韓国大使館の方との面接がありました。

面接では以下の内容について聞かれました。

✔自己紹介

✔外交官になれなかった場合の進路

✔日本人として韓国でやっていけるか

✔民間外交官としての生活

✔韓国生活で大変なこと（当時漢陽大学在学中で韓国にいたため）

✔何故釜山大学を選んだのか

✔地元（観光地）を韓国語で説明

✔学校を変えて期待すること

時間は20分くらいで、矢継ぎ早に質問が来る感じでした。

学部は情報が少なかったため、大学院の方の情報を参考にしました。 自分の中で韓国の大学に行きたい理由やGKSを取りたい理由が確固たるものだったので、何を聞かれても答えられる自信があり、 自己紹介だけ準備していきました！

💡自然が多い ：勉強していて気が滅入る時は、自然に癒されています。ただ、靴が汚れるのと、寮にいるのに講義室が遠いです😂

💡自分にやる気さえあれば何でも出来る環境：講演会、大学のイベント、学科のイベントが沢山あります。

過去には卒業生の話を聞けるイベントに参加しました。現在は生徒会に参加していて、今後は日本研究所のセミナーにも参加してみたいです！

環境に適応できるよう、外国人留学生を対象にしたイベントも多く開催されています。

「日本大衆文化・社会学の理解」という授業が楽しいです🎶

また、大学글쓰기(作文)の授業では、外国人同士のコミュニティを形成できたのが良かったです。アジア圏ではない学生の場合は、英語入試で合格した後に1年間語学堂に通ってきた人が多いです。外国人が少ない上での外国人授業なので、韓国語が苦手でも発言せざるを得ない状況になります。一生懸命で積極的な人が多いです🔥

✔漢陽大学在学時：北朝鮮のMZ世代に関する人権アジェンダを発掘する活動

「青少年の労働力搾取」をテーマに、インターネット統制や服装に関する統制などに関して調査したり話し合ったりしました。

✔ソウル大学1学期目：社会科学大の学術サークルで、東大のサークルと一緒に活動

✔グローバル寮にいるため外国人の友達ができる🌏

✔一緒に夜食を食べたり勉強したりする人がいる📚

漢陽大学の時は1人暮らしだったため寮生活に対して心配もありましたが、思ったよりも楽しいです！

スマホのフィルム📱です！韓国ダイソーのフィルムはすぐ割れます…

社会学の観点から日韓関係を見ていきたいと思っているので、複数専攻等で社会学を学ぶことを考えています。現在は教養で「社会学の理解」を聞いています！

また、大学院への進学も視野に入れるようになってきたので、就職のためのスキルアップをしつつ院進のための勉強もしたいです。

人生は挑戦したもの勝ちだと思います。

やってみないと始まらないので、とりあえずやってみる！の精神を持つこと、そして頼れる人に頼ることが大切だと思います😊