おうちコリア留学です🏠🌼
3月2日(日)に行われた『在外国民選考セミナー』のイベントレポートをお届けします✨
実際に在外国民枠で成均館大学に入学した弊社スタッフが、在外国民選考の概要や出願時に抑えておくべきポイントについて、自身の経験も交えて説明させていただきました!
イベントの詳細はこちらをご覧ください💁♀️
目次
当日の流れ
【当日の流れ】
1. 在外国民選考の概要
2. 入学後の生活
3. 日韓就職の違い
4. 合格のために
5. 質疑応答
在外国民選考の概要
1. 在外国民選考とは?
在外国民選考とは韓国にルーツのある学生のための特別選考(在外同胞・在外韓国人選考)で、海外(韓国以外の国家)滞在期間は3年・6年・(9年)・12年に分類されています。
中でも弊社が現在サポートを行っている12年特例(小中高すべて海外で履修)は、基本的にペーパーテストは実施されず、書類審査または書類+面接審査で合否を判断する大学がほとんどです。
※志願者本人および両親が現在日本国籍所持者且つ高校入学以前に帰化した場合は、一般的に外国人選考に該当し、高校入学後に帰化した場合は日本国籍所持者であっても在外国民選考に該当します。詳細はカウンセリングにてご相談ください。
2. 在外国民選考のメリット
韓国国内のハイレベルな大学へペーパーテストなしで挑戦できます✨
QS世界大学ランキング200位以内の有名大学ではハイレベルな語学能力の取得(韓国語/英語)も可能ですし、何より学生への投資が惜しまれない環境で、韓国国内ではもちろん世界的にもトップクラスの学生と学ぶことができます。
教授陣や在校生専用の講演やセミナーなども充実していて、教授の中には元大統領秘書官の方や有名な研究員の方がいらっしゃることもあります。
このような環境で学べると、将来の選択肢も大幅に広がっていきますね!
③選考スケジュール
外国人選考は春学期(3月入学)・秋学期(9月入学)どちらも選考が行われますが、在外国民選考の場合は秋学期選考(9月入学)は実施されない場合がほとんどです(一部大学では秋学期選考もあり)。
また編入学枠は基本的に募集しないため、新入学に向けて準備をする必要があります。
大学院は一部在外国民選考が行われていますが、基本的には韓国の学生と同じ枠で出願することになります。
現在韓国国籍を持っている場合、一般選考でも出願は可能ですが、日本の共通テストに該当する수능を受けなければならず、準備期間だけで数年かかってしまうという点から、あまり現実的ではありません。
2026年度春入学のスケジュールはこのようになっており、どの大学も同じ時期に出願開始となります🌸
中でも「ネット出願」は1週間(大学によっては5日程度)というかなり短い期間になっているので、事前にしっかり書類準備をしておく必要があります。
イレギュラーが発生した場合も考慮して、出願準備は是非おうちコリア留学と余裕を持って行いましょう🔥
入学後の生活
1. 在外国民=韓国人学生
在外国民は韓国人学生として扱われるので、教養科目も韓国人学生と同じく英語・韓国語のハイレベルな授業内容となります。
教養科目にはビジネス英語やエッセイの書き方、論文を読んで批判的な思考を養う授業、最近はプログラミングの授業もあり、大量の活字をかなりのスピードで読んで論理的に整理したり、それに対して韓国語や英語で討論をするなど、高難易度の科目を受けていく必要があります。
延世大学の場合は外国人と同じ枠組みに入って教養科目を受講するので、外国人用の韓国語能力をあげるための教養科目を聞くことができハードルがかなり下がります。
特に延世大学グローバル人材学部(GLC)は外国人と在外国民で構成された学部なので精神的な負担はかなり軽減するともいえます。
2. 奨学金
こちらは一般的な韓国人学生と同じシステムで奨学金が支給されるので、「上位〇%の成績」や「学科内〇位以内の成績」など学科ごとの基準を韓国人学生と一緒に学んでいく中て勝ち取っていく必要があります🔥
奨学金は給付型なので、返済の義務がない点が嬉しいですね😊
在外国民用の奨学金は基本的に存在しませんが、一部「在日本大韓民国民団」の奨学金制度があるのでチェックしてみてください🔍
日韓就職の違い
日本で就職するか韓国で就職するか悩まれている方も多くいらっしゃるかと思いますが、日韓就職の違いはこのようになっています。
韓国で就職する場合、「すでにその分野でのインターンは経験済みで、すぐ仕事ができる状態で入社」する必要があるので、韓国人学生は大学を休学してインターンや語学留学、資格の勉強に励みます。
(なので男性の場合7年前後、女性の場合5年前後で大学を卒業するパターンがほとんど😮!!)
そして韓国就職はまだ学歴フィルターが色濃く残っているので、中堅企業以上を目指す場合はとにかくSKYを目指してGPAの管理と韓国語をネイティブレベルにしていきましょう🔥
一方、日本は大学での専攻に関係なく様々な業種にエントリーでき、入社時にスキルがなくても社内研修を通じてスキルアップしていく点が特徴的です。
業種の方向転換も可能なので、大学選びの際は自分の興味があることにフォーカスを当てて探していきましょう!
そしてなにより大事なのは「将来やってみたい仕事に関連する分野に進んでみる」ことです💡
日韓の就職は「日韓就職サポート:KOREC」にてサポートを行っています!
お気軽にご相談ください🙂↕️
合格のために
1. 出願準備
合格を勝ち取るためには、まず各種書類を揃える必要があります📑
在外国民選考は提出書類がかなり複雑であり、韓国国内で書類を発行しなければならないケースも存在します。
また日本と韓国で書類の名称が異なっていたりする場合は、その補填書類などを追加提出する必要もあるので、書類不備にならないためにも綿密な準備が必要です。
提出書類の中には自己紹介書(一部大学のみ)や活動証明書類も含まれますが、こちらもしっかり準備が必要です。
活動証明書類はボランティア経験や受賞歴、所持している資格などが提出できるので、積極的に取得を目指しましょう!
一部大学では書類審査に加え、面接試験も実施されます(慶煕大学など)。
大学/学科の志望理由や専攻に関する基礎知識などが問われるので、韓国語で回答できるようしっかり対策しましょう🔥
書類準備や面接対策、自己紹介書の準備が不安だなと思われる方は、ぜひ弊社サポートをご利用くださいませ🙌✨
2. 併願の重要性
在外国民選考は評価基準が一切公開されておらず、基本的に志望学科が裁量を持って合否を決定するので、何を評価されるかが未知数です。
過去には滑り止め校以外合格するというパターンも実例するので、必ずSKYなどハイレベルな大学にもチャレンジし、5校前後は併願してリスクを減らしていきましょう。
弊社カウンセリングサポートではお客様の希望や状況にあわせて、さまざまな大学や学部/学科をご提案させていただきます✨
大学や学科がまだ決まっていないという方は、是非カウンセリングをご利用ください🙌
質問コーナー
ご参加者の方々よりいただいた質問をいくつかご紹介します💁♀️
Q. 活動証明書類は志望学科に関するものを提出しましたか?
A. 学科関係なく、提出できるものはすべて提出して「様々な活動に精力的に参加しました」とやる気をアピールしました。ただ、ベストは専攻に関連するものなので、経営学部希望であればビジネスコンテストの受賞経歴等があると相当有利だと思います。それでも在外国民枠は何をどう評価するのかわからないので、とにかくリスク減らすために併願校を受けることが重要です。
Q. 在日韓国人は外国人枠と在外国民枠のどちらに当てはまりますか?
A. ご本人、ご両親のうち誰か1人でも韓国国籍を持っていたら在外国民枠に該当します。帰化している場合は帰化した時期によって変わるので、カウンセリングでご確認ください。
Q.在外国民枠で入学した方々は、卒業後日韓どちらで就職されますか?
A. 周りの人たちはみんな日本で就職しています。大企業に就職するなら日本でないと難しいのが現状です。
おうちコリア留学では、韓国の大学・大学院に挑戦する皆さまを全力でサポートいたしますので、まずはお気軽にカウンセリングからご利用ください💭
さいごに
在外国民選考のイベントレポートはいかがでしたか?
在外国民選考の中でも12年特例はケースが少ない事もあり、情報がゲットできるチャンスがあまり多くありませんが、おうちコリア留学では在外国民の方へのサポートも行っておりますので、気になった方は是非カウンセリングからご利用くださいませ✨
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