名前
カンウソク
大学
成均館大学 政治外交学科
2015年度春入学 新入学 (入学時は社会学科系列)
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出身
愛知県 名古屋市
韓国に正規留学したきっかけ
「ニューカマー(韓国から日本に移って間もない韓国人)」に属す在外国民だったので、親戚は全員韓国に在住していて、自分を含む核家族だけが日本に在住している状態でした。家族が将来的には韓国に戻る予定なので、そのための準備として韓国で暮らす+軍隊などが理由として存在していました。ただ個人的には年の離れた2人の姉が韓国で大学生活を送っている姿を見て「いいなあ格好いいなあ!」と思った事がきっかけです。やはり状況よりも自身の内面的な心境の変化が決め手となりました。
入学までのスケジュール
[2015.2~(高校3年生)]
→TOPIK受験+過去に獲得した賞状などを実家で発掘開始
→公証や日本でしか発行しない書類の収拾(中高の卒業証明書・成績証明書など)
[2015.7~(高校3年生)]→夏休み期間のみ韓国内の「在外国民特例入学塾」に入塾
※在外国民特例入学塾:在外国民の大学入試準備に特化した塾。主に入学時の韓国語ペーパーテスト対策がメイン。
→同時進行でネット出願+必要書類提出(自己紹介書なども含む)
入学時の韓国語レベル・TOPIKの級、その他語学能力は?
TOPIK 5級
語学堂に通った経験?
語学堂には通いませんでした。実は当時、語学堂の存在すら知らなかったです。通っておけばよかったと後悔しています。
大学準備はどのようにしたのか?
「韓国で既に大学に通っている2人の姉」という最強の味方が存在したので、基本的に分からない事は全て教えてくれました。
例)日本にいる間に○○とかは準備しておく…など
何校出願したのか?
延世大学、高麗大学、成均館大学、西江大学、漢陽大学、韓国外国語大学
計6校の「外交に関連がありそうな学科」を受験しました。
今まで隠し続けてきたのですが、実は成均館以外全て滑りました。
自己紹介書を書く際に気をつけていたこと・TIP
幼い頃から母が僕をいろいろな所へ連れ出してくれていたので、正直書く内容には困りませんでした。弁論大会やテコンドー、その他にもいろいろな活動に参加+ボーイスカウトまでやっていたので、むしろ「何について書き出していこうか」という部分が悩みでした。最終的には「高校の水泳部で部長として活動した頃の話」→「日本人なのか韓国人なのかというアイデンティティに悩んだ」→「国家や国籍に縛られず自分という存在を誇れるようになった(ここで様々な活動を背景に存在する根拠として記載)」→「比較的中立的な立場でリーダーシップを発揮して日韓関係改善に関わる仕事がしたい」のような流れで作成しました。
アドバイスをするとしたら「自分が主人公で出演する映画の脚本だと思って書くこと」ですかね(笑)とにかく自分を過大評価しましょう。「俺こんなに凄いんだぞ」って。
なぜこの大学にしたのか?(大学おすすめポイント!)
✔ 1年間学部を選ぶ期間がある(系列入学システム)
✔ 大学付近が栄えていた(4号線ヘファ駅)
✔ キャンパスが大きすぎない
授業外で行っていることは?
サークル活動やアルバイトは本当にいろいろやってきました。韓国に着いた当初は幼稚園の入園式以来の「友達ゼロ」という過酷な状況だったので、いろいろなコミュニティに属すことで友達を増やしていきました。お酒を沢山飲んで、ライブをやって、旅行も行って、恋愛もして、沢山の失敗をした結果、現在はアコースティック演奏のサークルにOBとして落ち着いています。
アコースティック演奏サークルの(?)写真👇
韓国留学を目指す人たちに一言!
日本で大学に通うより辛いです。それに楽しくないかもしれません。韓国人の僕ですら「日本に帰りたい」って思うんですから。
でも小さな事、例えば「怖かった教授に褒められた」とか「韓国人の友達に遊ぼうって誘われた」とか「韓国語で笑いが取れた」とか、本当に小さな出来事で自分の成長を体感することが出来ます。その小さな経験が無数に積み重なることで、大きな「自信」に繋がりました。自分の頑張っている姿は自分自身が見てますからね。
そして何よりも夜が楽しいです!勉強に疲れたら、友達を誘って夜のソウルに繰り出しましょう。
ソジュを一口飲んだら「あー!来てよかった!」って思うはずです。旅行では決して感じられない「現地に溶け込んでいく感覚」に浸ってほしいです!
友達を誘って夜のソウルに繰り出しソジュを飲んでいる写真👇
大学の友達たちとの写真👇
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