【オミンさん】ソウル市立大学 国語国文学科（新入学）

元々韓国に来る予定は全くなかったのですが、日本での大学進学を断念せざるを得ない状況になり、母方の遠い祖先にルーツのあった韓国への進学を渋々決定しました。そんな流れで始まった韓国生活でしたが、語学堂に通う中で心情に変化が起こり、せっかくなら挑戦してみようという気持ちで大学出願に踏み切りました。

🏫2018年3月：高校卒業

🇰🇷2018年3月～2021年3月：渡韓後、ソウル市立大学の語学堂を修了（1級～6級）

🇯🇵2021年3月～：日本で入学資金を準備

📃2021年10月～2021年11月：1カ月の短い期間に急ピッチで書類準備を完了

🌸2022年3月：ソウル市立大学／国語国文学科に入学

・ソウル市立大学／国語国文学科
・仁川大学／日語日文学科
・釜慶大学／グローバル自律専攻学部
の3校に出願しました。

仁川大学のみ、面接がありました。僕の場合は「高校を卒業してからの空白期間中には何をしていたのか」という質問と、「日本人でありながらどうして日語日文学科の専攻を希望しているのか」という質問を受けました。特に後者の質問は返答に困ってしまい、臨機応変に「将来的には言語教育者になりたいと考えている」といった旨の返答をしたことを覚えています。（実を言うと当時はそこまで熱意はありませんでした…笑）

出願時の韓国語レベルは日常生活に支障がない程度で、TOPIK6級を提出しました。

元々言語が得意だという自負があっただけでなく、語学堂に在籍している期間中に韓国語に対する興味が湧き上がってきたことが理由として挙げられると思います。実際に国語国文学科で韓国語を勉強していく中で、語学エキスパートの方々と出会う機会も多く、そのような方の影響もあって、現在では本格的に言語教育者としての道を歩むための大学院進学も視野に入れています。

まずは、学費だと思います。韓国にあるトップ層の大学内では、群を抜いて安いです。

そして、実際に通う中では、日本人学生の割合が丁度良いと感じています。やはり海外で出会う日本人学生は非常に心強い仲間になりますし、かといって日本人学生の割合が高すぎると日本人界隈で固まってしまい、韓国語が伸び悩む原因にもなり得ます。頼りになる仲間と韓国に溶け込んでいける環境が、僕のお気に入りポイントです！

最後に、大学付近には大学生向けの安価な飲み屋が立ち並ぶ大学街も位置しているので、現地で出会った友人とドンドンと親睦を深めたい僕には最高の立地です！

はい、大きく2つのことを行っています。

1つは、ソウル市立大学留学生会での活動です。面接等の選考過程を経て、現在は広報部に所属しており、大学の公式SNSの運用や広報ムービ―製作などを担当しています。また、このチームで東京に滞在する事もあり、東京都庁訪問の際は通訳を担当していました。

2つ目に、他大学との交流も可能な連合サークルに所属しています。活動目的は親睦を深めることなので、いわゆる飲みサーというやつですね（笑）お酒や新たな出会いが好きな方には是非オススメしたいサークルです！

とにかく情報収集を妥協してはいけないと思います。実際、僕の場合はかなりの熱量を情報収集のプロセスに注いでいましたし、おかげで現在僕自身が在籍している大学や学部に対して、後悔する事は一切ありません。

ただ、提出書類の準備期間などのスケジューリングが疎かになっていたことも事実なので、エージェントを通じて「効率的な情報収集」と「着実な出願スケジューリング」が実現できていれば良かったと感じています。

また、自費留学をする場合は渡韓前に十分な資金を貯めておくことをオススメします！

僕はそこまで大きな覚悟を持って韓国にやってきたわけではありません。そんな僕でも「これから韓国へ進学したい」と考えている学生の皆さんにお伝えしたいことが、たった一つあります。「チャレンジをして最善を尽くし切るまで、結果は誰にも分からない」ということです。僕自身も合格できるかなんて分かりませんでしたし、それでもがむしゃらに頑張っていたおかげで、今の自分があると思っています。

皆さんの未来の活躍を、心から応援しています。