【韓国正規留学】ソウル留学と地方留学の違いって？地方留学生活事情についてご紹介します！

ソウルの大学や地方の大学を実際に訪問し、先輩方ともお話をして大学を選びました。私の場合はあまり人が多いところが得意ではないため、都会すぎず、田舎すぎず、でも生活に必要な物はすべて揃っていることから大邱を選びました。

私は金銭的な面で大学に行くのを諦めていましたが、高校生の時に参加した韓国研修で大邱の慶北大学を訪れ、地方の国立はソウルの大学よりかなり学費が抑えられることや自分の頑張り次第で給付型の奨学金を貰えるということを知り、留学を決断しました。

道を歩いていて日本人に出くわすことが滅多になく、学科の同期や専攻の授業でも毎回日本人は1人だけで、日本語を2週間以上話さないこともありました。メニュー表や案内などの日本語表記もあるところが少ないため、わからないことがあると友人に韓国語で説明してもらったり、韓国語しか使わずに生活する日が多く、韓国語能力向上につながったと思います。

1人暮らしを始めてからは家賃の安さにも驚きました。大学周辺のワンルームは保証金100万ウォン前後、家賃30万ウォン前後のお部屋が多く、私も実際に家賃29万ウォンの少し広めのワンルームに住んでいます。物価もソウルより比較的安いと言われています。

大邱の場合は地方ではありますが、大学から10分ほどの場所に国際空港があるため海外に移動しやすいというメリットもあります。私も日本に帰国する際や学科の海外研修、海外旅行に行く際に利用しています。

学校内にサークルの部屋が集まっている建物があり、そこで漢字のグループとハングルのグループに分かれて活動をしました。私が所属していた当時は外国人は1人だけでしたが、最近は日本人や中国人に人気があるようです。

外国人留学生で構成される学生会です🌎大学の国際交流所が主催する『外国人留学生文化体験』『外国人留学生特技自慢大会』『外国人留学生修了式』その他海外からくる高校生研修の運営のお手伝いや、韓国人と留学生の交流イベント『social hour』の企画・運営などを行っています。

学校内の『日韓交流会』『日本人留学生親睦会』『日本語会話の集い』などの企画・運営が主な活動です。就職についてのインタビューや学校からのお知らせ伝達、資料翻訳なども行っています。

多様性委員会は近年各大学に設置されている多様性のための学校長直属の委員会です。学校職員、教授、障がいがある学生、外国人留学生、外部の弁護士などで構成されていて、多様性について議論し、多様性への理解を校内に促すためのイベントなどを企画しています。

韓国外交部が主催するイベントです。日中韓の学生が集まり、泊りがけで日中韓の未来について討論をしました。宿泊費や食費の自己負担もなく、大学の授業も公欠が認められます。

地域の青年たちと一緒に大邱の旅行マップや方言冊子を作り翻訳する活動をしました。元々外国人向けに募集をしていたわけではないため、私以外は全員韓国の方でした！現地の人の中で1人だけ日本人という環境で何か一つのものに向かって活動するというのは、とても貴重な体験でした。このような活動をする方は外部の活動も活発にしている方が多く、この活動を通して新しいことに挑戦したり、他の活動をするきっかけになるご縁にも沢山出会うことができました。

他の課外活動で知りあった現地の人々の力を借りて、個人的に日韓交流会を企画し、主催・運営を行っています。企画当時、大邱には日韓交流会がなかったため自分で立ち上げました。‘ソウルと比べて地方にはまだないものがある’というのが地方で課外活動をする際の利点でもあると思います！

大邱・慶北地域の外国人が大邱・慶北の魅力を母国語で発信するという活動です。取材をしながら大邱の魅力を沢山知り、他の学校の留学生や日本人の結婚移民の方など普段お話する機会がない方々とも知り合うことができました。

大邱市庁が運営しているサポーターズで、障害に対する認識を改善するために各機関や当事者のかたへ取材を行い、取材内容の記事をSNSで発信する活動をしています。こちらは募集時に外国人可との記載がありましたが、実際に活動している外国人は私のみです。

学校外にも地域のサークルがあり、大邱で活動する社会人ダンスサークルに所属しています。外国人メンバーは1人だけで地域で働いている現地の人々と仲良くなれるのが嬉しいです。