【ペクジンさん】延世大学 グローバル人材学部 韓国文化言語教育専攻（新入学）

ルーツが韓国にあることから、本来は高校から韓国に留学する予定でした。

しかし、同様のルーツを持っている人が言語的な基礎を固められず、日韓を行ったり来たりしている場合を多々見ていました。そのため、高校生の時点で日本語、韓国語両方を普通に話すことはできたものの、日本で言語のより基礎的な部分を固めることにし、大学で韓国に行きました。

🏫2015年（高校2年次）　韓国語の専門単語の勉強を開始

🏢2017年4月　日本で就職→全額自費で留学するため、資金を貯蓄

🌸2018年9月　延世大学・グローバル人材学部に入学

延世大学のグローバル人材学部のみに出願しました。当時は仕事をしていたこともあり、「今回がだめでも次がある」というマインドでした。

延世大学には半分が在外国民で半分が外国人という特徴を持ったグローバル人材学部があったことです。自分が普通の韓国人と違うという不安があったため、グローバル人材学部に入れば似たバックグラウンドの人がいるということから、気持ち的な面で少し楽に学校に通えると思いました。

韓国語はできましたが、TOPIKは持っていなかったので提出していません。大学1年時にTOPIKなしで入学した人用のテストがあり、そこでほぼネイティブレベルに分類されたため、韓国語課程は免除されました。

自分がどんな軸を持っていて、それが未来にどのように関わるかという点を表現できるように気をつけました。具体的には、日韓を往来したり仕事をしたりした経験を大学の勉強と結び付け、未来につなげるといった形で書きました。

また、韓国語を書くことが苦手だったので色々な人に手伝ってもらい、特にクルスギ（ライティング）の基礎をいとこに教えてもらいました。

高校の担任の英語の先生に協力してもらい、提出しました。

寮生活を経験できることです！松島（ソンド）での1年間の寮生活を楽しむことができれば、4年間の人間関係を構築できるといっても過言ではないほど、重要な経験になります。

延世大学共通のカリキュラムのため、多様な学部の学生がほぼ全員入寮します。その中で、あえて色々な学部の学生と関わるプログラムが組まれています。授業にプラスした活動もあるなど、寮内プログラムも豊富です。印象に残っているのは、韓国のビールで有名なCASSが遊園地を作ったり、フードトラックが来て食べ放題が開催されたりしたことです。

友達がいたら飽きない環境ですし、自分自身今は大学にほぼ日本人の友達がいないといったほど、韓国人学生と仲良くなりました。若者言葉なども含めて韓国語も伸び、良い意味で韓国化されました。

在外国民と外国人留学生で大体半々くらいだと思います。

延世大学のシステムとして、英語の基礎授業の履修が必修です。（ここだけの話、レベルチェックテストで低いレベルに行くのも1つの手です…）

・日本の会社での貿易系の仕事ー営業職を行っており、世界各国に先輩と一緒に出向き、商品を売るといった業務を担当しています。

・日韓青年パートナーシップ主催ー不買運動の時に政治で関係が悪化しており、日韓両国の学生の親睦の機会を作り、両方の立場を知ったうえで大人になった時に上手くつながるのではないか、という思いで創始しました。最近は知名度も上昇中で、JB Pressさんの方で記事にもしていただきました。

・グローバル人材学部の生徒会ー運動会や秋夕のお餅作りなど、学部のイベント企画と運営を行ったこともあります。

・通訳アルバイトー時々、日本の会社から受ける個別通訳アルバイトを行っています。

基本的には、知り合いの紹介から案件をもらう形です。

できるだけ大学に近いか、大学まで通学がしやすいところに家を借りるのが良いと思います。僕自身、距離は離れていましたが、バスなら5分で通える場所に住んでいたこともありました。

また、家賃を抑えながらも半地下以外という点には考慮して、家を探しました。

韓国で全て揃うので、特に何か持ってくる必要はないと思います。

今も進学を検討していますし、いつかは行きたいです。今の専攻を専門的に勉強したため、学んだことを次に繋げないともったいない気がしているからです。欲を言えば、修士課程だけでなく、博士課程にも興味があります。

かねてから希望しており、今回内定をもらった航空系総合職に就くには、韓国だと経営や経済の専攻知識が必要でした。日本の場合、専攻関係なしに就職できるため、日本就職を選択しました。一旦日本で就職し、韓国での中途採用を目指すのも、1つの手だと思います。

日本就活中の友達と積極的に情報交換することです。また、大学に通いながらになるので、早め早めに準備しておくことも大切だと思います！

まずは、内定をもらった日本の航空会社の総合職として勤務しながら、支社長や支店長を目指したいと思います。

韓国語をできるだけネイティブレベルに近づけておくことが重要だと思います。自分自身は日本にいる時から韓国語を使用していましたし、たとえTOPIK6級を持っていたとしても、勉強や友達付き合いなどの大学生活で苦労することが多々あるからです。

色々と苦しいことはたくさんあるけれど、一生懸命やっていれば結果は必ずついてくるので、負けずに頑張ってほしいです！また、「郷に入れば郷に従え」というように、韓国の大学で留学生活を送る上では、韓国の文化に少しずつ適応していく努力も重要だと思います！！