【いぇうんさん】延世大学グローバル人材学部（新入学・在外国民）

親の仕事の関係で、小1で日本に移住し、高校まで日本で過ごしました（高1の冬～高2の冬はカナダに留学していました）。その間韓国訪問は1年に1度程度で、韓国の同世代の流行りなども分からないため、韓国に戻りたい気持ちは正直あまりありませんでした。しかし、日本の大学に進学するのを考えたとき、日本で大学に通ってそのまま日本で就職して生きていくのはつまらないかも、と思い、進路をもう少し幅広く考えてみようと考えるようになりました。（カナダから帰ってきたばかりのときだったので、海外に出たくなったのもあります笑。）そこで、高校生で留学していたカナダの大学、日本で小中高と過ごしたため在外国民の枠で入れる資格があった韓国の大学進学を視野に入れ始めました。その中で、韓国の大学の方が自分のやりたいことが出来ると思って韓国の大学に進学することに決めました。

応援も反対もありませんでした。ただ、韓国の両親だからこそ、「え、行くの？」という感じで、延世大学に進学できるのか半信半疑ではありました。母も心配していましたし、父は韓国のマイナスな面も知っているためわざわざ競争社会に飛び込んで大変な思いをしに行く必要はないという意見でした。

最初は韓国の大学は視野に入れておらず、高3になる前くらいから日本の大学進学準備を始めました。その後色々考えていく中で、韓国の大学進学を決めたのは6月頃。私の志望校の場合、在外国民枠は7月前半頃から書類提出が始まったのですが、書類を準備したのは締切の2週間前くらいだったと思います。かなりぎりぎりでした。

韓国の大学に行こうと思った6月の時点で、24年度の募集要項がまだ出ていませんでした（出願の1週間前くらいに募集要項が出ました。在外国民の場合、要綱が出てから出願までに時間がないことが多いです）。通っていた高校に韓国人の先生がいらっしゃってその先生がサポートしてくださいましたが、それまで私の高校から韓国の大学に進学した学生はみんな外国人枠での出願だったため、前年度までの外国人枠の要綱を参考に準備していきました。

自己紹介書も作成し、添削も沢山してもらったのですが、私の代（24年前期入学）から自己紹介書が廃止になったため、一生懸命完成させた自己紹介書を提出することはありませんでした…🥲

🏫ソウル大学 政治外交学科：国際学部ではないけれど、カリキュラムを見ると国際的な面まで幅広く学べる学科だったため。

🏫延世大学

✔グローバル人材学部：高校の先生のすすめで滑り止めとして出願

✔UIC：カナダ留学はしたけれど、自分の英語力に満足できていなかったため。

🏫高麗大学 国際学部：元々関心があり日本の大学でも国際系学部への進学を考えていたため。

TOPIK6級（ネイティブです！）

TOEICスピーキング

ソウル大学のみ提出しました。担任の先生が英語の先生だったので、英語で作成してもらいました。

💡寮（ハウス）自己主導活動があるところ！映画を見たり、じゃがいもを埋めたり、ストラップ作ったりする活動もあれば、討論や英語のお勉強をする活動もあります。この活動を12時間やるのが必須なので、学科関係なく仲よくなれます！

💡間食イベントなど、アカラカ以外にもイベントが多いところ！トラックが来て食べ物やグッズを配っていたり、敷地内に滑り台が出現したり…校内にSUBWAYなどのチェーン店やネイルショップもあります！学費が高めな分、施設やイベントが充実していると思います。月に1回は何かしらイベントがあるので、それを楽しみに生きています(笑)また、特に韓国の学生たちは高校までお勉強を相当頑張って入ってきているので、ブランド感や愛校心が強い人も多いです。

外国人と在外国民専用の学部なのですが、比率としては韓国国籍を持った在外国民が多めです。韓国語を基本的に話せるのと、前述したように英語の能力が高い学生が多いため受かりやすいのかなと思います。その他は日本人、中国人の順で多いと思います。

🌟最初の自己紹介が「名前＆どこから来たの？」

東南アジアは外国籍だとインターナショナルスクールしか通えない国も多いため、インター出身の在外国民も多いです。そのため、英語圏っぽいわいわい系の雰囲気があります！

🌟2年生から専攻選択

1年生のうちは専攻に縛られず授業を幅広く聞けるため、経済・マーケティングの授業を聞く学生も多いです。

🌟参加型の授業が多い

発表や討論など授業内でやらなければならない活動が多いです。韓国語のスピーキング・ライティング力が必要ですが、その分お互い仲よくなれますし、自由に表現できるのでやりがいもあります！

どうしても他の専攻授業より専門性は落ちますが、課題が少ない分とにかくその場でのアウトプットを大事にします。テストの点数よりも自分の表現力で成績をもらうため、成績ももらいやすいです。

バイト：延世大学の日本語圏から来た人のカカオグループで情報を得ました。ホンデにあるアートメイクのお店で、電話通訳のお仕事をしています。

トンアリ：ボランティアトンアリ…保護犬のお世話やキャンプ場でのお手伝い等幅広く活動しています！

私が住んでいるのは3人部屋です。他の大学だとバスルーム・トイレ共用のところが多いけれど、延世の寮は全部お部屋の中にあります。門限もなくなり、同じ敷地内に住んでいるので電話ひとつですぐに会えるのが良いところです。

キッチンは、あるそうですがほとんど誰も使っていません(笑)食事は基本的に食堂か配達で賄っています。韓国の子たちは親が作ってくれたおかずを持ってきています。

寮も施設がしっかりしている印象です！

まだ明確にはしていませんが、これから専攻する国際通商と韓国語教育に関連することが出来たらいいなと考えています。

✔国際貿易：経済経営ビジネスに関わるお仕事。銀行員、外資系の会社（福利厚生がしっかりしてるし、お給料も良い）

✔韓国文化言語教育：言語（日本語と韓国語）を幅広く使ってお仕事が出来たらいいなと思っています。言語は使わないと忘れてしまう。日本語を忘れてしまうのはもったいない！

（授業を免除してもらえるくらいの）韓国語・英語の資格を取っておくこと。必須科目が免除された分、自分が聞きたい授業を聞いたり、他の必須科目をお友だちと一緒に授業を聞くことができます。もしも韓国語や英語の必須科目を受講申請で取れなかったら終わりなので…(笑)今後の履修や大学生活に余裕を持つためにも言語の資格は取っておいたら楽だと思います。

韓国の学生は大学1年生のうちから将来に関して考え、行動し始める子が多いため、自分の未来と早めに向き合えるのも韓国留学の良いところです。違う国に行ってそこの人たちと馴染まなければならないので不安もあると思いますが、本当に、何とかなります。日本人も多いので、不安になり過ぎずに、楽しむ・遊びに行くくらいのマインドで挑戦してみてください！