名前
うそく
大学
成均館大学 政治外交学科
2015年度春入学 新入学 (入学時は社会学科系列)
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出身
愛知県 名古屋市
韓国に正規留学したきっかけ
軍隊が大きかったですね。僕は日本国籍を持っていない在日韓国人でしたので、軍隊に行かないと韓国国内で経済活動が出来なくなるという境遇でした。
決して軍隊に行きたかった訳ではないのですが(笑)、10代のうちに自身の暮らせるエリアが限定されてしまう事だけは避けたいと思いました。
あと、年の離れた姉が2人いるのですが、延世大学と梨花女子大学へ進学していたんです。韓国で有名大学に通う2人の背中を幼いころから見ていたので、韓国での大学生活に一種の憧れに似た感情を抱いていたと思います。
入学までのスケジュール
[2014.2~(高校3年生)]
➡TOPIK受験+過去に獲得した賞状などを実家で発掘開始
➡公証や日本でしか発行しない書類の収拾(中高の卒業証明書・成績証明書など)
[2014.5~(高校3年生)]➡夏休み期間のみ韓国内の「在外国民特例入学塾」に入塾
※在外国民特例入学塾:在外国民の大学入試準備に特化した塾。主に入学時の韓国語ペーパーテスト対策がメイン。
➡同時進行でネット出願+必要書類提出(自己紹介書なども含む)
入学時の韓国語レベル・TOPIKの級、その他語学能力は?
TOPIK 5級:聞き取りは少し出来るけれど、読み書きとスピーキングが苦手な「在日あるある」でしたね。
語学堂に通った経験?
語学堂には通いませんでした。在外国民学生の場合は入学後に相当なガッツを持ってついて行く必要があるので、韓国語力に不安がある場合は通う事をオススメします。
延世大学のグローバル人材学部などの特殊学部でない限り、在外国民学生は一般的に入学直後からハイレベルな教養科目を韓国の優秀学生と共に受講する必要があります。
論述や討論、英語のプレゼンテーションなど、高校までの勉強内容から飛躍したレベルの講義に苦戦した記憶があります。
大学準備はどのようにしたのか?
「韓国で既に大学に通っている2人の姉」という心強い味方がいましたので、分からない事は全て教えてくれました。恵まれていましたね。
例)日本にいる間に○○とかは準備しておく…など
何校出願したのか?
延世大学、高麗大学、成均館大学、漢陽大学、韓国外国語大学
計5校の「社会学・政治外交学」に関する学科を受験しました。当時(2015年)は、なんと漢文や英語などのペーパーテストが実施されていました。
このテストが本当に難しくて、ほとんどの大学に落ちた事を覚えています。
結果として第一志望の成均館大学だけ受かりました。
➡合格基準は大学ごとに異なるので、とにかく併願してリスクを分散する事をオススメします。
「第一志望大学だけ受かった」「滑り止め大学だけ全て落ちた」などは、在外国民あるあるです。
なぜこの大学にしたのか?(大学おすすめポイント!)
✔専攻を選ぶ期間が存在する(系列入学システム)
✔SAMSUNGが投資している
✔キャンパスが大きすぎない:姉から「キャンパスが広すぎると講義室の移動が大変だ」と聞いていました
✔大学街付近に観光スポットやショーライブストリートなどがあり、街並みが綺麗
留学経験はございますか?
オーストラリアでの語学研修の経験があります。ただ、語学研修とは名ばかりで、スイス人とサウジアラビア人のルームメイトと連日サーフィンばかりしていました(笑)
ゴールドコーストに住んでいたのですが、少し離れたバイロンベイというビーチの景色は本当に生涯忘れられないと思います。
景色を見て涙を流したのは最初で最後でしたから。
英語は韓国での大学生活はもちろん、絶対にいつか必要になるものです。
出来るだけ早いうちに海外で楽しく学べるといいですね👍
オーストラリアでの思い出👇
授業外で行っていることは?
大学ではアコースティック演奏サークルでCajon(カホン)という打楽器パートを担当しています。
数々のビックステージでの演奏は、一生の思い出ですね✨
また、除隊後からはおうちコリア留学×日本就活カフェKORECの2社でインターンシップスタッフとして日韓の学生の皆様の活躍をサポートさせていただいています。
皆さんの考える魅力的な未来の自分像を実現するために、日々疾走しています🔥
あとは連日ジムで筋トレに打ち込んでいます。韓国はボディメイクに注力している方が特に多いので、街を歩くだけで素敵なプロポーションの方々が目に留まります。
心身ともに向上意識を刺激される毎日です。
トレーニング後にパシャリ👇
就職はどこでされる予定ですか?
現在日本企業から内定をいただいており、2025年から入社予定です。
韓国就職も視野に入れていたのですが、やはり日本のキャリア育成の風土は魅力的であると判断し、日本でのファーストキャリアを選択しました。
実は日本での就職を選ばれる留学生の方は非常に多いです。
日本就職において、韓国で大学を卒業した経験はアドバンテージになるという事実も加味しておきたいですね。
韓国でのバイタリティに溢れる大学生活は、挑戦できる企業のレベルを確実に引き上げてくれました。
アコースティック演奏サークルの写真👇
韓国留学を目指す人たちに一言!
皆さんは韓国についてどのようなイメージを持っているでしょうか?
僕にとって韓国という国は、バイタリティの国です。
限界まで頑張った後は、限界まで遊びます。
実際、ハロウィンなどのイベントにも本気の仮装で挑んでいました。
大学では現地の優秀な学生達と朝までグループで世界の情勢についてプレゼンの準備をしたり、元大統領秘書の講義を受たり、インターンシップに奔走して記事に掲載されたり、バンドを組んでステージに上がったり、韓国政治について語りながらチャミスルを飲んだり(笑)…
とにかく脳も体も限界まで使い切る日々の連続です🔥
これだけを聞くと、「自分にも出来るかな…」そんな不安を抱かれるかもしれません。
僕はもともと志が高かったり、意思が強いタイプではなかったので、入学前は同じく不安な気持ちでいっぱいでした。
ただ、気が付くと頑張っているはずです。
韓国の大学生活とは、そんな環境なんです。
皆さんがもっと自分を好きになれる、そんな未来をバイタリティ大国「韓国」で実現してみてはいかがでしょうか。
ハロウィンでの仮装👇
日本就活カフェKORECでの勤務👇
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