【ちはるさん】崇実大学　法大学　国際法務学科（新入学）

高校では韓国語学科に所属していたため、もともと韓国の大学への進学を考えていました。韓国の大学は勉強に対する熱意が非常に高く、学びの環境が充実していると感じていたからです。

また、韓国語を話せる自分が日本の大学に進学することに、どうしても違和感を覚えていました。韓国語と英語を使って授業を受ける環境で学びたかったからです。

2019年4月    対馬高校　国際文化交流学科　入学

2021年          TOPIK5級取得

2021年10月  自己紹介書＆書類準備開始

2021年11月  出願

2022年1月    崇実大学　合格

2022年3月    崇実大学　入学

基本的には高校の先生と一緒に進学の準備を進め、自己紹介書の添削も韓国人の先生にお願いしました。

法学に関する学科はどの大学にもありましたが、崇実大学の国際法学部では、アメリカと韓国の法律について学べる点が魅力でした。

また、奨学金の制度も非常に良く、入学後最初の1学期が全額免除になる（TOPIK5級の取得が条件）点も大きな決め手でした。

TOPIK5級を提出しました！

大学のおすすめポイント

• 充実した奨学金制度
  奨学金制度が充実しており、特に入学初期に全額免除となる奨学金が提供されている点が大きな魅力です。
• 日本人学生会の存在
  日本人学生会があり、同じ国の学生と気軽に交流できるため、海外での生活に安心感を与えてくれます。
• 国際的なキャンパス環境
  キャンパスは非常に国際的で、多国籍な学生が集まっており、異文化交流の機会が豊富です。

学科のおすすめポイント

• ネイティブの教授による英語授業
  ネイティブの教授から直接英語の授業を受けることができ、実践的な語学力が身につきます。
• 少人数で進路相談や質問がしやすい
  国際法学部は学生数が少なく、進路相談や質問がしやすい環境です。教授も学生一人一人を覚えてくれるので、より密接なサポートを受けられます。
• 法学部専用の学習環境
  法学部専用の勉強室があり、集中して学習できる環境が整っています。
• 就職・進学サポートの充実
  TOEICの団体申し込みや、ロースクールへの進学準備もサポートしており、就職や進学に向けた支援が手厚いです。
• 海外研修の機会
  1、2年生の間に学科の負担で海外研修があり、国際的な視野を広げる貴重な経験ができます。

国際法学部には外国人留学生が約3人ほどしか在籍していませんが、大学全体では留学生は多いです。交換留学生もたくさんいます。

学科のカリキュラムは、半分が韓国の基本的な法律について学び、もう半分がアメリカの基本的な法律について学ぶ内容です。
4年生になると、アジアの法律についても学ぶ機会があります。また、法学部の授業も受講できるので、韓国の法律についてさらに詳しく学ぶことも可能です。
他にも、歴史と法を一緒に学べる授業があり、例えば「イギリスにはなぜ憲法がないのか」といったテーマについて考察します。
また、海外の歴史と、それによって作られた法律について学び、比較しながらレポートを書くのが楽しかったです。
刑法の授業では、法律の基本である「国民を守るために罪を犯した人を罰する」という原理を学べて、とても面白かったです。
さらに、卒業には決められた単位を取得し、卒業試験に合格する必要があります。卒業試験では、韓国の法律に関する2つの科目と、アメリカの法律に関する2つの科目を選択し、それぞれの試験で平均点60点以上が求められます。40点未満の科目がある場合は不合格となります。

授業外では、国際模擬裁判の大会に参加しました。アジアカップでは、大会側が提示した擬似事件を基に、弁護側と検察側に分かれてレポートを作成し、一次審査を通過すると模擬裁判を行います。模擬裁判では、あらかじめ決められた回答に近い形で進行し、審査員がその出来具合を評価します。また、韓国語のスピーチ大会にも出場し、入賞することができました。

トンアリでは、バスケットボール部のマネージャーとして活動しています。校内外で行われる大会のインスタグラム用の写真撮影や運営、広報を担当しています。普段の練習では、会長や選手のサポートも行っています。

寮での生活は楽しかったです。ルームメイトの性格が合わないと少し大変なこともありますが、基本的には快適でした。寮内では友達が作りやすく、仲良くなれる環境です。
寮にはコンビニがあり、夜遅くに外出しなくても便利に買い物ができます。洗濯室も綺麗で、気持ちよく使うことができました。また、各階にウォーターサーバーがあり、便利です。ただ、電子レンジは2台しかないので、少し待つことがありました。食堂もあり、食事には困りませんでした。

家を選ぶときは、韓国人の友達と一緒に探しに行くと良いです。現地の情報をよく知っている友達と一緒に見て回ることで、安心して選べます。また、オプションの有無や、大家さんが優しいかどうかもしっかり確認しておきましょう。

大学院への進学を予定しており、就職先は韓国を考えています。韓国で就職を選んだ理由は、韓国にいる日本人の方々を法律の面でサポートしたいからです。そのため、韓国での法律に関する仕事を目指して進むつもりです。

まず、心の準備をしておくことが大切です。韓国が好きで高い期待を持って来た場合、思い通りにいかないことがあると気持ちが落ち込んでしまうこともあります。そうした時に乗り越える覚悟を持って来ることが重要です。
また、政治や最近のニュースについても知っておくと良いです。教授や同じ学科の友達と話す時に役立つことがあり、授業で触れることも多いため、普段からニュースをチェックしておくことをお勧めします。

異国での生活には慣れないこともたくさんあると思います。孤独を感じたり、言葉の壁に悩むこともあるかもしれませんが、韓国語が話せるおかげでできた友達もいますし、教授にも頑張った分だけ認めてもらえます。諦めずに頑張ってください！