【るりさん】高麗大学　日語日文学科（新入学 / 在外国民）

実はあまり行きたくはなかったのですが（笑）母の強い推奨があったので韓国への進学を決定しました。私は高校卒業まで日本に位置する韓国人学校に通っていて、韓国の大学へ進学する事が珍しくない環境で育ってきました。

💡高校２年時：自己紹介書を準備しながら募集要項を随時チェック

（周りの大人たちからは遅いと怒られていました・・・韓国人学校に通っていたので、中には高１から準備している学生もいました！）
🗓高校３年時１学期目：書類準備スタート

両親にSKYへの進学を両親に進められていたこともあります。ただ決め手は高麗大学合格の際に外国人枠の4年奨学金に該当した事です。成績を維持することで4年間学費免除という事実は、正直大きかったです。

当時TOPIK6級は持っていましたが、話すことは出来ず、教科書を読む程度しかできませんでした。

日本語っぽい韓国語にならないように気を付けていました。ただしあまりにもナチュラルな韓国語だと大学側に代筆を疑われてしまうのではないかと考え、表現や言い回しは甘めに添削してもらいました（笑）ストーリーを重点的に（笑）。
基本的に自己紹介書の作成はかなり前もって準備をする学生がほとんどだったので、私も高校２年生の時点から作成を開始していました。「最低３人には添削してもらいなさい」と、よく言われていました。

学業の面で言えば、日語日文学科は想像よりかなり難易度の高い学科でした。日本語が使いこなせる前提で講義が進んでいく事に加えて、日本の歴史や経済等、かなり掘り下げた内容も多かったです。
ちなみに私は3年生から中国語学科も二重専攻していたのですが、周りにも二重専攻をしている学生は多かったです。大学側が二重専攻を推奨していたという事もありますが、周りの学生からも二重専攻を勧められる事は多かったです。

はい、外国人学生をサポートするサークルに所属していました。韓国人学生1人に対して外国人学生5~5人がグループとなり、受講申請を始めとして様々な事をサポートしてくれました。サポートしてもらう側で所属していましたが、友達を作る良い機会にもなりました。

韓国で就職をすると決め、日本語のスキルを活かせる仕事を探し始めました。しかし実際に面接などを経験する中で「日本語を出来る韓国人よりも韓国語の出来る日本人が好まれる」様な雰囲気を感じ取り、特に日本語と関連の無い仕事を選択しました。簡単な通翻訳のような業務ではなく、しっかりとキャリアを積める仕事がしたかったです。今は在籍中の会社に通いつつ、韓国国籍を所得することが目標です。

私は韓国にルーツがあったので、恐らく比較的安易に韓国への進学を決定したと思います。その結果大学生活が始まって間もない頃は、泣く事も珍しくありませんでした（笑）
それでも時間が経てば順応していきますし、日本とは違った韓国の文化も今では心地いいです。
ただし卒業後に韓国で働くのであれば、しっかりとした覚悟を持ってきてほしいです。大学内と社内では、やはりギャップを感じてしまうと思います。大変な事は多いですが、今では自身の選択を後悔する事はありません。