【あやさん】韓国外国語大学 KFL学部（編入学）

日本の大学では韓国に全く関連のない栄養学を専攻していました。

大学４年の春にコロナ渦で韓国ドラマにハマったことで、韓国語に興味を持つようになり、大学に通いながら週１〜２回韓国語教室に通っていました。大学卒業後、就職した当時は、2年後に語学堂へ通う予定で貯金をしていましたが、韓国語を勉強するうちに、韓国語の勉強だけでなく、韓国語を使って翻訳や通訳など将来仕事に生かせるスキルを身に着けたいと思い、目標を語学堂入学から大学入学へと切り替えました。

家族や友達は応援してくれました。反対はなかったです。

元々韓国語を学ぶために語学堂に進学しようとしていたので、他の学部で専門的な勉強をしてみたいという気持ちがあまりなかったです。韓国語に関する知識や、通翻訳系に興味があったので、翻訳を学ぶことができる大学、専攻を探しました。

また、通翻訳を仕事にしたい方の中には大学院へ行かれる方が多いですが、私の場合は通翻訳に関する基本的なことから勉強したかった、韓国生活や韓国語能力に不安があったため今の学部を選択しました。

2020年春　韓国語の勉強を始める

2021年3月　日本の大学卒業

2021年4月　日本で就職

2021年夏　個人の都合で退職＆転職

2022年冬　大学編入を決意

2023年4月　入学準備開始(おうちコリア留学カウンセリング初利用)

2023年4月　TOPIK6級取得

2023年 7月　書類準備開始

2023年 8月　書類提出

2023年10月　韓国外国語大学合格

2024年3月　韓国外国語大学入学

おうちコリア留学主催の韓国外大のオンライン説明会やカウンセリングを利用させていただきました。エージェントを利用せず、留学された方のSNSやYouTube、ブログを参考に準備しました。

初めはインターネットで探していましたが、情報が出願年度ごとに違うことに気づきおうちコリア留学の情報を参考にするようになりました。

おうちコリア留学の韓国外国語大学説明会で送付されたリンクに詳細が記載されていたのでそれを参考に準備しました。

KFL学部は外国人専用学部のため、教授が韓国語能力に不安のある学生や留学生活に不慣れな学生に寄り添ってお話をしてくださっていると感じます。前学期は受講申請の日程上取れる授業が限られており、1年生の授業を多く受けていましたが、授業や試験の内容において学生が外国人留学生という点が考慮されており極端に難しくなく、学業とサークル活動や遊びの予定を両立できました。

また、外大ということもあり韓国人学生たちのなかにも外国に関心が高く、外国人に対して理解がある学生がとても多い印象です。

外国人専用学部のため、学部の授業を通して色々な国の友達ができること、サークルに入れば韓国人の友達もできることが魅力のひとつではないかと思います。

KFL学部は外国語としての韓国語教育専攻と韓国語通翻訳専攻に分かれており、２年生から専攻を選択し授業を受けます。

私は通翻訳専攻3年次編入ですが、受講申請の関係で前学期は1年生の授業を多く受けていました。

まだ1学期しか通っていませんが、前学期は韓国語教育に関連する授業が多かったです。受けた授業は理論的なことを学ぶものが多かった印象です。

通翻訳の道に進みたいけれど大学院に進学するには実力が達していない、また興味がある程度で道が定まっていないという人には通翻訳を基礎から学ぶことができるとてもいい学部だと思います。

通翻訳専攻はTOPIK6級の取得と卒論、単位取得が条件です。

特に大きな苦労はなかったですが、同じ学番で現役生として入学してきた一年生の子は05年生まれで年齢差があるので、ジェネレーションギャップは少し感じることがあります。

韓国の大学生たちは日本と比べて勉強熱心な印象です。私の周りの友達も郊外活動や学校のサークル運営などに積極的に参加をしています。アルバイトもほとんどせず休学をして勉強したり、インターン活動をしている学生が多いです。

寮で暮らしたことはないですが、現在外国人の方と3人でシェアハウスをしています。

インターネットから探したので全く知らない人との生活です。基本的に話もせず全く干渉しない関係のため楽だなと感じています。

家賃自体が安く、光熱費を割り勘することができるので全体的に住居への出費が抑えられます。金銭的なメリットがとても大きいです。寮も検討しましたが、家賃自体が安くはないこと、二人部屋が多く個人の時間が取れないこと、調理ができないことを考慮しシェアハウスを選択しました。

今の韓国は日本に比べて物価が高く留学生の立場からすると苦しい状況です。

いざ韓国で生活してみると予想以上にお金がかかります。社会人留学を考えていらっしゃる方にはできるだけ貯金しておくことをおすすめします。

TOPIKなどの文法的な勉強はもちろんですが、韓国語で話す練習や韓国の学生たちが使っている表現などを勉強しておくと韓国人の友達ができたときに役立つと思います。

留学生活ではいろいろなチャンスが転がっています。

はじめは勇気がいるかもしれませんが、自分から新しい世界に飛び込んで多くの経験を積み、充実した留学生活を送って欲しいです。