【おうコリ留学リーダーズ】日韓の就職活動はどう違う？韓国留学生の就活事情を大公開！

こんにちは！おうコリ留学リーダーズのゆうかです🦁私は2022年３月に漢陽大学観光学科に編入して、現在4年生です。

今回は、韓国と日本の就職活動どちらも経験した私が考える日韓の就職活動の違いをお伝えしたいと思います！

まず簡単な自己紹介に代えて、次の先輩インタビューをお読みいただけると良いかと思います🌷

【ゆうかさん】漢陽大学観光学部 (編入学)

日韓の就活の違い

まず日韓の就活の違いを簡単に整理すると、

①会社が望んでいる新卒者の違い

②時期の違い

③履歴書の違い

があると思います。

会社が望んでいる新卒者の違い

これは、韓国留学生ならご存じだとは思いますが、日本は過程、韓国は結果だという点です。

即戦力社会である韓国では、新卒入社の社員に対し、

✔どのくらいスペックがあるのか

✔学生時代にどれだけ成果を残してきたか

を重視します。そのため、在学中に多くの学生が校内外での活動、インターンシップを行います。

時期の違い

日本では4年生の4月1日を就活解禁日といい、多くの会社がその時期に新卒採用の情報を解禁します。

ですが、韓国では特に解禁日などはなく、特に中小企業などでは仕事に空きができた時に募集要項を出す会社がほとんどです。そのため、採用されたらすぐ勤務開始というのが多いので、卒業してから就活をする人も少なくありません。

私もまだ在学中のため、多くの企業から、卒業ぎりぎりor卒業してから志願してほしいといわれました。

履歴書の違い

日本では履歴書にガクチカ(＝学生時代に力を入れたこと)、志望動機を書くのが主流ですが、韓国では履歴書の他に自己紹介書というものがあります。

📄韓国の履歴書：日本と同じく名前や出身校、経歴を書くもの。

📄自己紹介書：形式は自由ですが、自分の成長過程、ガクチカ、志望動機、短所長所などほとんどは自分をアピールする文章を書きます。

ネイバーで検索すると、例文や書き方、ポイントなど沢山出てくるので検索してみてください！私も最初、自己紹介書になにを書いていいのか全くわからず、ネイバーで沢山調べました（笑

日本人留学生の韓国の就活事情

では、実際日本人留学生の韓国就活事情はどうなのでしょうか。

私が周囲から聞いた話やインターネットでの情報になってしまうので確実な情報ではないですが、

私が今、実際に韓国で就活をしながら感じた【新卒で韓国で就職ビザをもらい働けている日本人】は約30％ほど、もしくはそれよりも低いと感じています。実際私も今まだ内定をもらえておらず、私の友人の中にも知っている限り4年生の2学期（10月）時点でいません。

卒業後、D-10ビザ（就職活動ビザ）をもらって就活をしても結局就職ビザが出ず、泣く泣く帰国したというケースも多いです。私も実際就活をしながら韓国での就職の厳しさを肌で感じました。

使っている求人サイト

私がよく使っているサイト3つを紹介します！

・사라민

・자코리아

・ 캐치

私はこれらのサイトで일본/일본인や自分の希望職種で検索しています。サイトによって上がっていない企業もあるので毎回すべてのサイトをこまめにチェックすることをお勧めします！

韓国就職のために準備していること＆大切なこと

最後に韓国で就職するために私が努力していることを３つお伝えします。

①何にでも挑戦すること

例えば校外活動です。韓国では経歴の欄にどれだけ自分の経験を書けるかも重要だと私は考えています。これは自分がやりたい仕事とは少し違うからいいやではなく、「機会があるのならすべてやってみる！」の精神が大事だと思います。経験することで経歴にもなるし、人脈も作れるし、新たな発見もあり無駄になることは一つもありません。私は今まで4つの校内外活動をしてきましたが、成功失敗はありますがすべてにおいていい経験でした。

②貪欲さ

言い換えればがめつさも韓国就職では大切だと思います。例えば、希望の会社で新卒社員を募集していなくても一度履歴書を送ってみる（私は実際送って面接を受けました笑）、就職博覧会に行って直接履歴書を渡す、いい情報が得られそうな相手がいたらなんでも聞きまくるなどです。韓国就職の少ない席を獲得するためには一番大切なことだと思います。

③人脈

韓国は人脈も重要で、人とのつながりがいい情報を運んでくることも少なくありません。私が校外活動を積極的にやっている理由に、人脈を広げるためというのもあります。今韓国で働いている日本人が知り合いにいるのであれば、その方から紹介してもらったり、韓国で働きたいという意思を友人に話しておくのも大切だと思います😊