おうちコリア留学です🏠🌼
韓国の大学院進学を目指し、おうちコリア留学のサポート利用される方が増えています👏
大学院進学で、もっとも重要な「研究計画書」の内容に悩んでいる、作成はしているもののプロに添削してもらいたい…
と利用理由はさまざまですが、合格される方は弊社サポートを利用し徹底的に対策されています✨
そこで「研究計画書の書き方」と題し、おうちコリア留学の大学院準備のノウハウの一部をご紹介します!
(シリーズ化となるので、SNSをフォローして最新記事をチェックできるようにしてくださいね🌟)
第1回は研究内容が全く決まっていない方向けの【研究内容を決めよう編】✔️
学部とは違う大学院、「研究内容ってどうやって決めるの?」と悩まれている方は必見の内容です☝️
1. 興味がある分野を挙げる
研究内容が全く決まっていない方は、まず自分がどういうことに興味を持っているのかを挙げていきましょう。
この段階では大きな分野単位で大丈夫です🙆♀️
学部での専攻とは異なる専攻を選ぶこともできますが、極力これまで学んできた分野が望ましいです。
※学部/学科によっては「前籍大学と同一または類似専攻であること」という条件付きの場合があるので、募集要項をチェックしましょう✔️
分野の例 | 韓国語教育、メディア系(映像制作、広報広告…)、マーケティング系、美術系、芸能系、通翻訳系、国際系、人文科学系、その他(学部時代に卒業論文で書いた内容の延長、仕事で携わっている分野)など |
2. キーワードを絞る
その分野の中でも、特に興味があるキーワードを挙げていきます。
これはキーワードを絞る=志望する学部/学科(指導教授)を決めるプロセスとなります。
大学院入学後は大量の論文を読んだり書いたりするので、自分が心からやりたい事にフォーカスを当てて考えていくことが大切です!
(そうでないと、入学後かなり大変になります😭)
下記分野の場合、このようなキーワードを挙げることができます💡
分野 | キーワードの例 |
韓国語教育系 | 教育内容(会話、聞き取り、読み、書き、文法、発音、文化、教材 etc) 教育対象(成人、中高生、外国人、日本人 etc) 教育目的(例:一般目的、学業目的、趣味目的 etc)… |
通翻訳系 | 言語(日韓、日英、韓英 etc)、分野(文学、映像、観光、政治、医療、法廷 etc)、通訳場面(会議、観光、教育、メディア etc) 翻訳媒体(字幕、書籍、ニュース、SNS etc) 通訳理論(逐次・同時・ウィスパリング、認知負荷、方略)、翻訳理論(等価性、機能主義、文化翻訳、フェミニズム翻訳) |
メディア系 | 媒体:映像(映画、ドラマ、CM、アニメ)、出版、SNS、ニュース etc 制作:(監督、脚本、編集)、広報(戦略、ブランディング)、メディア表現、情報発信 etc 目的:社会的影響分析、文化発信、イメージ形成、国際広報 etc |
国際系 | 地域(東アジア、東南アジア、欧米 etc)/主体(国家、国際機関、NGO、市民 etc) 外交、貿易、開発援助、環境、教育、移民、文化交流、平和構築 etc 政策提言、国際理解、異文化共生、国際人材育成、教育実践 etc |
社会学・文化人類学系 | 地域社会、都市、家族、ジェンダー、移民、教育、宗教、サブカルチャー etc フィールドワーク、インタビュー、エスノグラフィー、統計分析 etc 社会構造理解、文化多様性の分析、社会問題の可視化、政策提言 etc |
情報・デジタル系 |
SNS、AI、データ、メディア、ユーザー行動 etc |
もし気になるキーワードが複数ある場合は、複数挙げて問題ありません🙆♀️
この挙げた分野→キーワードから、どの大学院に進むのかを決めていきます。
「大学院」は大きく「研究メイン=一般大学院」「学術+実務メイン=特殊/専門大学院」に分けられます。
特に実践的な通翻訳を学びたい、国際関係について専門的に学びたい場合は、特殊/専門大学院の中にある「通翻訳大学院」や「国際大学院」へ進学する方が多いです👩🎓
そうでない場合は、基本的に「一般大学院」に進むケースが大半を占めます。
似たような名称の学部学科がありますが、その中でも自分が興味のある分野で活発に研究を進めている教授がどの大学にいるかを念頭に置いて学校探しをすることがベストです✨
3. 問題提起
そのキーワードを選んだ理由とキーワードと関連がある問題点や気になることを考えてみましょう👀
この「キーワードと関連がある問題点や気になることをピックアップする(=問題提起)」こそが研究計画書の中の「目的」に該当します。
ポイントは大きい疑問から小さい疑問点に絞っていく(=研究範囲を狭めていく)という点です☝️
この理由はいくつかありますが、下記のような点が考えられます。
① 疑問が大きすぎる(=研究範囲が膨大すぎる)と研究自体が大変になり研究目的もあやふやになる
② 大きい疑問は小さい疑問の集合体である
③ 大きい疑問+それを構成する小さい疑問は大抵すでに研究されていて独自性がない(さらに狭める必要あり)
入学後に研究計画書に書いた内容を必ず研究しなければならないわけではありません。
ただし、研究計画書は合否を左右する重要な評価材料となるため、たとえ仮のテーマであっても、独自性や新しい視点を持たせることが大切です。
そのためには、まだあまり注目されていない疑問点や課題を見つけたり、既存研究とは違う角度から問題を考えたりする工夫が求められます。
なんだかとっても難しそうですが…😥
はじめから独自性のあるテーマを挙げられる人はなかなかいないので、安心してください🌱
まずは、ほんの些細な事でいいので、たくさん疑問を挙げてみましょう!
すでに十分に研究されていたり、教科書にまとめられていたりして、新しく掘り下げる余地が少ないものもあるかもしれません。
しかし、たくさんの疑問の中から取捨選択する過程で研究の方向性を絞ることができ、既存の研究と自分の問題意識を掛け合わせることで新しいテーマが生まれることもあります💡
自身の実体験やまわりの人の様子、社会の雰囲気、その分野でのイシューなどなどもヒントに疑問点を挙げてみましょう!
かならず研究したいことが見つかります🎓
4. まとめ
お伝えしてきた1から3のプロセスについて、実際の例を挙げるとこのようになります。
1. 興味のある分野
・韓国語教育
2. キーワード
会話教育、日本人学習者
3. 問題提起
自分は韓国語で会話するとき自信がないけどなんで自信がない?(国民性?自分の性格?)
今までの教育の問題点は?自信を持てるようになるにはどんな教育、教材が必要?
自信が持てるようになったら意思疎通が円滑になり、伝えたい事をしっかり伝えられるはず!
➡テーマ:日本人学習者が韓国語を話すときに自信を持てるようにするにはどうすればいいか
これで大体の枠組みが完成しました👏
次に行うのは「先行研究分析」です。
これは「自分が掲げたテーマについてどこまで研究が進んでいるのか、また明らかにされていないことはなにか」を分析する作業で、自身の研究の必要性、独自性を理論づけていきます。
次回の記事では研究内容がある程度、決まっている方向けの【先行研究を整理しよう編】をお届けします✨
先行研究の整理や研究計画書の書き方はもちろん
「自分ひとりで書いたけど誰かに見てもらいたい…」「もっと具体的なアドバイスが欲しい…」「韓国語文の表現などは合ってるかな…」という方は
ぜひ、おうちコリア留学の「添削サポート」をご活用ください👌
✔️ 自己分析シートを用いて志望動機を振り返り
✔️ 研究計画書/自己紹介書に書く内容を整理
✔️ 作成した文章を添削
✔️ 韓国語ネイティブチェック
研究計画書を「ただ書くだけ」で終わらせず、自分自身の強みをしっかり反映させたい方におすすめです😌
大学院生活に関する記事はこちらから💁♀️
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