【はーママさん】延世大学グローバル人材学部　保護者インタビュー（お母様）

娘が高校2年生の時に韓国の大学へ正規留学したいという話を聞きました。多少の驚きはありましたが、「その手があったか」という感じでした。娘は幼少期から家族と韓国に何度も行き、文化やエンタメなども楽しんでいたので、娘にとって韓国はすごく身近な存在だったと思います。もし日本の大学に入ったとしても、交換留学や語学研修などの制度を利用して、韓国に短期留学したいという意思があったので、韓国に正規留学しようと決意したのも自然な流れだったと思います。

韓国は日本以上に学歴社会だという話を聞き、負けず嫌いな人が多いというイメージを持っています。そういう中で揉まれるのもむしろ娘にとってはいいんじゃないかなと感じました。若いうちに切磋琢磨するのも人間として勉強になると思っています。

幼い頃から韓国に興味があり、日本の大学に進学したとしても、短期で韓国に留学に行きたいという娘の話は聞いていましたし、正規留学の話も納得できました。本人の希望であれば娘がやりたいことをやらせてあげるのが一番良い選択だと思いました。韓国で韓国語を使いながら学ぶ方が、娘のモチベーションを上げるためには良いと考えてナチュラルに賛成できました。

娘が延世大学に絶対行きたいという意志が強かったです。私自身も娘が生まれる前、韓国に旅行に行き、実際に延世大学に行ったことがあります。ですから、イメージしやすかったですし、良い目標だと感じました。

韓国の大学について詳しくは知らなかったので、娘が韓国に正規留学することを決断してから、オンラインで韓国留学について説明が聞けるところを探し、片っ端から聞いていきました。でも、そこで語学留学と正規留学は違うことを知り、さらにリサーチしたところ、語学留学をサポートしている留学会社がほとんどでした。正規留学をサポートしている会社が少なかったのでとても不安でしたが、おうちコリア留学では正規留学をサポートしてくれるという情報まで辿り着きました。

書類準備の段階で、高校とのやりとりが大変でした。高校側も前例がなかったようで、提出に必要な書類をすぐに準備できない場合もありました。なので、私と娘で大学に提出するための高校のプロフィールをまとめ、業者に英文翻訳を依頼しました。書類の提出時期も他の生徒と比べて早かったので、学校側に準備をしてもらうという過程がスムーズに進まなくて大変だった記憶があります。これから準備をされる方は余裕を持って動かれた方が良いと思います。

申請サポートの中で、募集要項を翻訳していただくというサポートがあり、翻訳された募集要項を10回くらい読んで、必要な書類や日程などを確認しました。それでもわからないところは、おうちコリア留学さんに質問し、実際に大学に問い合わせていただき、その後大学側の回答も共有してくださったので、安心して留学の準備を進めることができました。

合格後、入学までの手続きは基本的に娘が主体でやり、入寮の手続きなども韓国語でやりとりをしていました。留学前から積極的に行動する姿を見て、娘の成長を感じました。

娘は入国後〜授業が開講する時期に精神バランスをくずしてしまいました。寮では共同生活だったので、1人の時間を作れなかったことが精神的に辛かったみたいです。学生証がなかなか発行されないなど、生活面でも十分な環境が整いづらい時期だったので、毎日泣きながら電話をしてきました。一時的にホテルに泊まらせようか、私たちが韓国に行って話をしようかとも考えましたが、開講して授業が始まると途端に電話が来なくなりました。「もう大丈夫」と言って、自分なりに気持ちを立て直していたので安心しました。

LINEのチャットや電話でよく連絡をとっています。留学前にTOPIK対策と韓国語会話の塾に通いながら、韓国語の勉強を積極的にしていたおかげで、韓国に行った後も日常会話がスムーズにできたという話を聞きました。

娘もまだはっきりとしたイメージはないかも知れないので、あえてプレッシャーはかけないようにしています。娘の気持ちを尊重して、これからいろいろなことに挑戦しながら、自分で決めてくれたらいいと思っています。

留学のスケジュールや、大学とのやりとり、自己紹介書の準備について、アドバイスはしましたが、娘が主体となっていました。本人にやらせることによって、自分で切り開いていこうという気持ちが生まれてきたようです。いろんなところに顔を出して韓国人とのコミュニティに積極的に関わったり、最近は教授と仲良くなりたいから面談にも進んで参加したという話も聞きました。大学進学後、自分で考えて動こうという考えを持ち始めたんだなと思いました。入国後は辛いこともたくさん経験したと思いますが、留学生活を続けることで生きる力もついてきたと感じています。