【まりんさん】漢陽大学 メディアコミュニケーション学科（新入学）

小学校の頃から音楽やドラマなどの影響で韓国の文化に興味がありました。本格的に留学を視野に入れるようになったのは、高校２年生の夏休みです。1ヶ月間韓国に語学留学をして外国人と韓国語で交流することに楽しさを感じたり、韓国人学生が大学で夜遅くまで勉強している姿を見たりして自分が韓国に正規留学をする姿を想像するようになりました。

短期留学後、両親に韓国留学に興味があることを打ち明けたのですが、私自身まだ進路を決めかねていたので、「希望の進路が明確で無いなら、一度日本の大学に通ってみてもいいのでは無いのか？」という助言をもらい、実際に一度日本の大学に進学しました。その後、韓国留学への思いを諦めきれず、語学堂進学後、正規留学を決意したのですがその際には快く送り出してくれたことを覚えています。

2020年 3月  本格的に韓国語の勉強開始
2020年 4月  日本で大学入学
2021年 3月  高麗大学語学堂入学
2021年 7月  TOPK6級取得
2022年 2月  同語学堂研究班卒業
2022年 3月  漢陽大学入学

おうちコリア留学の自己紹介書添削サポートと入学申請サポートを利用しました。また、出願当時は語学堂に在籍しており韓国にいたため、公役場に取りに行く必要がある書類は両親に手伝ってもらって取得しました。

おうちコリア留学を利用していたので、相談をしながら進めました。特に自己紹介書は最も重要なパートであると考えていたので、力を入れて臨みました。大学のホームページを隅々までチェックし、興味のある教授の論文などを読むことで研究の内容を把握し、自分の学びたいこととの共通点を探しました。当時は本当にたくさん調べたので、自己紹介書に具体性が増し、一貫性を持たせることができたと思います。

基本は大学のホームページとおうちコリア留学さんからいただく情報を頼りにしていました。また、韓国の大学に通っている先輩がいたので、話を聞いたり、Twitter(現X)から情報を得る時もありました。

全部で３校出願しました。学校は西江大学、漢陽大学、崇実大学で学部は全てメディア関連の学部です。

３校出願ということで情報が多く複雑化する中、日本語でかつ綺麗に整理された情報を受け取ることができたというのはとても有益でした。添削サービスでは、フィードバックが非常に丁寧で、また何度もやりとりできるため細かいニュアンスまで直していただくことができ、クオリティーの高い自己紹介書を作成することができました。こちらの質問にも真摯に回答していただけるので不安なく受験することができるというのは大きな魅力だと思います。

メディアを学びたいという思いが強く、受験校は全てメディア系の学科を受験しましたが、その中でも漢陽大学のメディアコミュニケーション学科を選んだ理由としては、メディアという学問を理論を中心に基礎から学ぶことができ、また幅広い学びが提供されているということ、そして入学時に４年間保証された奨学金を取得したことが大きいです。

TOPIK6級、高麗大学語学堂研究班卒業

提出しませんでした。

韓国での大学進学を視野に入れていたので、韓国語をしっかりと基礎から勉強したいという思いで入学しました。語学堂では学問として韓国語を学ぶので、基礎から応用まで実力を固めるにはぴったりの場所です。高麗大学の研究班では、スライドを使用した本格的な発表課題などもあり、大学入学前に人前で話す経験を積むことができるのも語学堂の大きなメリットだと思いました。4学期通って卒業しましたが、特にデメリットは感じませんでした。

漢陽大学は先進的な教育プログラムが組まれており、プログラミングとAIの授業が教養必修授業です。特にプログラミングは現在応用まで必修であるため、工学部でなくても基礎からしっかり学ぶことができます。また、キャンパスがとても綺麗で利便性が高いです。2号線の漢陽大学駅からキャンパスが直結なので、電車を降りて5分以内にキャンパスに着くのも魅力です。

両方多い方だと思います。ですが外国人専用学部では無いので、ほとんどは韓国人学生です。

１、２年生時は理論の授業が多いです。現代のk-pop文化などについても、最新の情報を用いて、理論を通して勉強します。
３年生からは実習が入ってきました。実習もジャンルが幅広く用意されているため、自分の興味があることを選んで取り組むことができます。

私の学科は学番を問わず韓国人学生と外国人学生に壁がなく、とても仲がいいのが特徴です。１、２年生を中心に活動する学会という団体があるのですが、そこでは国籍は関係なく活動することができるため、みんなで一緒に映像制作をするなど、楽しく活動しています。学会は授業外で学生を中心にその学問を深く学ぶことができる貴重な機会なのですが、１、２年生にも開かれた機会なので活用している人が多いです。友達もできて自身の専門分野の実力もつけることができるので非常におすすめの活動です。

卒業論文など、卒業に際した条件はありませんが、英語の授業を５科目履修する必要があります。また、外国人でも教養としてのボランティア活動が必須です。

現在はおうちコリア留学さんで4期リーダーズとして活動しているほか、SAY.Uという漢陽大学の留学生サポート団体に運営陣として参加しています。食事の差し入れや、文化交流、韓国人とのバディ運営など、留学生活が楽しくなるようにさまざまな活動をしており、団体が成長していく楽しさを味わっています。また、上記の学会活動や、長期休みの期間には日韓青年パートナーシップに参加するなど、できるだけ精力的に活動するように心がけています。

高校生で語学留学をした時に寮に入ったのですが、自分には1人の時間が必要であることに気づき一人暮らしを選択しました。韓国に来てから２回引っ越しを終えましたが、引っ越しの時には適当に決めず、騒音やセキュリティー、お湯の出方などを隅々までチェックすることをお勧めします。韓国は壁が薄い場合も多いので気をつけてください！

自分の好きな日本食はあると安心です。またラップの質がかなり違うのでよく切れるラップを日本から持ってくるとストレスフリーで生活できます。ただ韓国には基本何でも揃っているので、自分のこだわりがあるもの以外は持ってこなくても困ることはないです。

とても迷っています。日本は新卒という枠で入社することができ、入念な研修が存在しますが、韓国ではキャリアが重視されるため経験が必要です。韓国の生活が好きで、韓国語を使って仕事をしたい気持ちがあるので日本で経験を積んで韓国に戻ってくることを含め、さまざまな進路を考えています。

将来的には、日韓に関わる仕事をしたいと考えています。今はマーケティングに興味があるので、日韓を行き来しながら、架け橋になれるような仕事ができればいいなと思っています。

韓国語の勉強は必須です。TOPIK6級を取り、語学堂も研究班まで卒業しましたが、授業は難しいと感じる時があります。また、韓国でよく使用される発表ツール(PowerPoint, Canva, MiriCanvas etc.)についても少し勉強しておくと入学してから困りません。発表は１年生の時からあったので、プレゼンテーションで使う韓国語にも慣れておくといいと思います。

韓国留学は色々な人と関わる機会、大きな成長の機会がすごく多いです。初めて親元を離れたり、不安を抱えている方も多いと思いますが、自分が決めたことを信じて、諦めずに準備してほしいなと思います！

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